住宅関連の指標

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景気が良くなり、消費が増えると住宅や車などがよく売れます。
景気を判断するときに住宅関連の指標も参考にします。


アメリカの住宅指標


どの国でも景気が良くなると住宅が売れます。
住宅に関連してインテリアや車などの商品も一緒に売れることが多く、住宅市況が良いということはその国の景気が良いと判断できます。

<住宅着工件数>
新築住宅から景気の動向を見る月中に建設がはじまった新築住宅戸数を示す統計です。通常は民間保有分の住宅を集計したものです。アメリカでは一戸建てと集合住宅の区別、東部・西部・北東部・中西部と地域別で発表されます。
「住宅関連が好調→景気拡大一利上げ」というサイクルになります。
「新築住宅販売件数」は、金融政策が変更されようとしているときには、特に重要視される指標です。

 

<住宅建設許可件数(米国)>
住宅着工件数の先行指標
住宅の着工に先立って地方自治体などに許可申請を行わなければならない地域での許可発行数を調査して発表しているのがこの住宅建築許可件数です。
住宅着工件数の先行指標となり、景気先行指数にも採用されています。
景気先行指数に採用されるほど景気に関連しています。
利上げ、利下げを考える上で重要な指標になります。


<新築住宅販売件数>
実際に住宅がどの程度売れているかも景気を見る上で重要。
新築住宅販売件数は、前月の28日から当月4日までに販売された新築住宅件数です。
景気動向に対して最も先行性が高いと言われている指標の一つであり、中古住宅販売とともに外為市場から注目されています。
新築住宅販売件数は、金融政策が変更されようとしているときには、特に重要視される指標です。


<中古住宅販売件数>
中古住宅販売件数は、米商務省から毎月25日に発表されます。
中古住宅販売件数とは、当月に所有権の移転が完了した中古住宅の販売件数であり、新築住宅販売件数と同じように、景気動向に対して先行性が高いといわれています。
アメリカでは日本と違って家を買う場合は新築よりも中古住宅を買う場合の方が圧倒的に多いということなので、景気判断によく使われます。

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